逆さクラゲ

長い文章

雑記/最近の買って良かった食べ物

CHIN-SU 

f:id:sakaneji:20190420233111j:plain

 

 ちょっと前にホーチミンとダナンに行きました、その際に色んな食堂で見かけたチリソース 日本では中野・大久保のドンキと我らの聖地アメ横地下街で存在を確認しています、500円ぐらい

 ベンタイン市場付近の人気店で現地のおばさんと相席になって、親切にもフォーの食べ方を教えてもらうということがあったんですが、味噌と醤油の間みたいな味がする黒いソース(トゥオンデン)とチリソースをドバドバ入れて食べるのが彼女流・現地流らしい 汁麺にチリソースって日本人的な感覚からするとちょっとびっくりだったんだけど案外いけます、要するに唐辛子とにんにくと甘味と塩味なので

 ちなみにホーチミンの人たちはとてもお喋り好きで、自身の英語力に関わらずバンバン話しかけてくる あるいは英語のできる人で、おれのリスニングの方に問題があっても、根気よく何度も説明してくれる

 そして彼らはフォーのみならずバインミーにもバインセオにも屋台でよく売ってる薄いお好み焼きみたいなやつにもチンスーチリソースをたくさんかけていました ハノイの人もチンスー大好きというブログを見かけたので、多分ベトナム全土で人気なんじゃないでしょうか

 

 一般的なチリソースですがボトルの形が使いやすく、シラチャーみたいに酸っぱくなく、スーパーとかで売ってる瓶のやつみたいにベタベタした甘みもなく、辛味は少し強めだけどかけすぎると痛いようなものでもなく、ニンニクの香りがちゃんと立ってるので便利です

 なぜか日本輸出用の原材料ラベルに「ニンニク」の表示が見当たりませんが、foodlandという海外の通販サイトの原材料記載にはちゃんと"fresh garlic"とあるし、ボトルにもニンニク(&爆発中の唐辛子)が描いてあるので、おれの舌が存在しないニンニクの味を感じ取っているということは無いと思います

 

 本当にいろんな料理に合います、これはさすがに無理だろというもの(寿司とか)以外は大体いけると思う、なんならカリフォルニアロールとかにかけてアジア料理がよくわかってない欧米人気分を味わうのもいいでしょう

 インスタント麺や春雨スープに入れてもよく馴染むので自炊しない人にもおすすめと思います 個人的には金ちゃんラーメンがなかなか合う 金ちゃんラーメンは西日本を中心に展開しているので東京ではあんまり見ないけど、これもドンキに売ってるはず

 

↓かなり関係ない話だから飛ばしていいやつです

 日本でよく食べられるようなあっさりした透明なフォーは本場である北部ハノイのスタイルということらしいが、やさしすぎる気がして特別好きというわけじゃないです 南部ホーチミンのフォーは味変調味料やハーブ・赤青両種の唐辛子・ライム・生野菜などが付け合わせで大量に出てきたりして、体験した印象では自分で強くして食べてね、という料理でした 極限的な例で言えば東京豚骨と博多豚骨の違いみたいなものなのかなあ、その差を8分の1ぐらいにした感じ それでも関東うどんと関西うどんよりはだいぶ違う ホーチミンのフォーは、ベースのスープ自体も、見た目は中華で言う清湯に近いものではあるんだけど、おそらく清湯というより「白湯ではない」というだけの性質のものなんだと思う、味付けとしては少しふくよかな感じもする、ふくよかさっていうのは何だろう、中音域みたいな 糖分とか油脂感のことかな コムビンザン(大衆食堂)で出てくるものは少し動物的な臭みの残ったものが多くて、ホーチミンを中心に展開しているフォー24というチェーン店(価格帯は現地の物価を考えるとロイホぐらいのプチ高級志向と思う、おいしすぎて4回行った)でも24時間以上煮込んだという濁りのある牛骨スープを売りにしていた 全体的にフォーといってイメージされる料理よりはもう少しワイルドでした

 いやわかんないな、よく知らないことについて少ない資料でそれっぽく言っちゃう癖がある、ベトナム通の人とかに聞いたらまったく違うのかもしれない そもそもおれはハノイのフォーそのものを食べていないので、日本で食べられるそこそこ評判の良いやつがハノイスタイルに近いという記述上の知識を前提として考えているだけです だからこれは単なる個人的日記です、という免責を付けておきます、ガハハ

f:id:sakaneji:20190420233625j:plain

Pho24のフォーボー(牛肉のフォー)

 

 

新疆特産若羌紅棗

f:id:sakaneji:20190420233543j:plain

 

 これもアメ横地下街に売ってました、300円で250gです きっと他所の中華食材店でも置いてるんじゃないかな、なんか見たことある気がする

 乾燥なつめにハマって色々なものを試していて、今のところこれが一番粒ぞろいで虫食いも少なく甘いのが多い気がします、値段とのバランスも良い 乾燥なつめ美味しいですよ、これは強めに乾燥したタイプであんまり酸っぱくないです 甘い香りの中に、形容しがたいんだけど強いて言えばちょっと木造家屋か古本屋みたいな(おいしくなさそうな例えだな)独特のニュアンスがあって、凝縮されているがしつこくない甘さと、リンゴの皮に近い渋みも感じます 烏龍茶とかにすごく合う

 

 まあ乾燥なつめの質は商品によっていろいろあるので気をつけてください、ひどいのだとやけに苦いのが混じってたり実の中に虫の糞みたいなのが詰まってたり虫癭があったり 初めて買う商品ではいちおう一粒一粒割ってから食べるのを勧めます 人を遠ざけるようなことを言ってしまった、若羌紅棗ではそういうのに当たったことないです

 

 おれは間食をものすごくする人で、ちょっと前までビスケットとか粒のチョコとかを常備していたのを最近はなつめやバナナに変えました 種があるフルーツ、なつめやぶどうなど、こう、食べてる時の作業感と言うのかな、種を取る動作に一種の習慣性があって、無限に食べてしまう 殻をむくというのもそう、殻付きピーナッツってもう足りてるのにやめどきわからないなみたいなことありますよね、カニ食べる時もなんか黙っちゃうし 脳の動物的な部分が快さを感じ取るんだろうか

 

 

乾燥カレーリーフ

f:id:sakaneji:20190420233517j:plain

 

 またもやアメ横地下街、50g250円 南インド料理に広く使われるハーブです、南インド料理なんか自宅であんまり作らないので自分はお茶にして飲んでいます 3袋ストックしてある

 香味の飛びやすい葉っぱらしく、フレッシュのものとは明らかに別物なのでお茶にするのがちょうどいいんだと思います カレーリーフって名前から想像するのはそれこそカレー屋さんみたいな匂いだろうけど、全然そんなことないお茶向きの葉っぱです、少なくとも乾燥のものは 渋みは弱くて、全くもって説明しづらい(不快ではない)香りと、ミカン科らしい爽快感、蓮の葉茶みたいな丸みがあります、それからお米が炊けた時に似た匂いがほんの少しする 夏の芝刈りみたいな青臭さも遠くにいるので苦手に感じる人は苦手だろうなと思うけど、おれはそれも含めて嫌いじゃないです あと胃がすごく落ち着く 食欲が湧かない時とか、寝起きや緊張で吐き気がする時とか、良いです

 

 ※ちなみに生のカレーリーフは大久保で買えたと思う、フレッシュハーブを手に入れたいと思ったら大久保らしい タイハーブをたまに買いに行く 基本的なものはアメ横でも買えるけど、バイトゥーイとかパクチーファランとかは都内なら大久保にしかないんじゃないか、これも知らんけど

 

KITANO

f:id:sakaneji:20190420233428j:plain

 

 300g300円ぐらいかな 水海道駅前(茨城県南西部、みつかいどうと読みます)のブラジル人向けスーパーで見つけました 都内で買えるのかはわからない キタノ以外にも似たような調味料は売っていたので、そのどれかはどっかにあるでしょう

 "Tempero Completo"(完全調味料?)って書いてある 塩に色々なハーブが入っているマジックソルトみたいなシーズニングで 原材料には玉葱、ニンニク、コリアンダー、パセリ、長ネギ、ローリエ、クミンとあります "SEM PIMENTA"はウィズアウトペッパーだと思うので、唐辛子入りのやつも売ってるんだろうな この形式の調味料はブラジルではポピュラーなものらしく、フェイジョンからスープから炒め物から何にでも入れるみたいです

 

 おれは大体いつも胡椒を足して使うからマジックソルトだけ持ってればいいんじゃないかって気もするんだけど、胡椒いらない、とか、代わりにオールスパイス入れよう、とか、そういう代替手段がとれるし 玉葱が一番に来ていることからもわかるようにネギ属を中心に構成されているので、ベースになりやすい=マジックソルトより汎用性が高い まあどちらも良し悪しか 良し悪しだけど選択肢が多いのは良いことです

 もちろん肉・魚の処理にも使える あとあの、日式ポトフっていうか、ソーセージと適当な野菜を煮た謎の家庭的洋風汁物あるじゃないですか、あれにもよく使ってます ピラフとかもおいしいんじゃないかな ただしハーブがそんなに強いわけではなくて 塩の割合が高いので香りづけと思って使うと鬼しょっぱくなります、気をつけてください

 

 キタノが誰なのかはよくわかりませんでした、日系人の多いブラジルなので、おそらくヨシダソースみたいなことではなくて、生まれも育ちもあちらの方なのではないでしょうか

 

 ※水海道地域にはどうも南米出身者(南米から帰ってきた日系人を含む)がたくさん住んでいるみたいで、コンビニ跡テナントにポルトガル語キリスト教会が入っていたりして面白いです 写真撮ってくればよかったな これを買ったスーパーにはフードコートが入っていて、見た目は日本人の方がカウンターをやっていたんですが 日本語が母語という感じの話し方ではなく、帰ってきた日系n世の方のようでした 日本にいると移民のことってあんまり考えないけど、そういう方もいるんだなあって、そういう方もいるんだなあでは小学生だな、でもそんなことを思いました、そこではパステウを食べました、モリモリ具沢山で美味しかったです

 

 

番外編 完全に失敗したやつ

LE DIABLOTIN: HOT SAUCE WITH LEMON

f:id:sakaneji:20190420233606j:plain

 

 同じブラジルスーパーに置いてあったタバスコ系ホットソース(レモン味)

 ポルトガルのやつらしいです ディアブロタンというのは小悪魔(インプ)のフランス語名だそう、inが指小辞なんですかね、イタリア語のinoみたいな tはdiabloの語末が母音だから入ったやつじゃないかな、あの人たちa-t-ilみたいなことするじゃん そんなことはどうでもよくて ビジュアルめちゃくちゃかわいいですよね それに惹かれて買っちゃったんだけど あの、レモンの香りが完全にお菓子とかの香料の、というかC.C.レモンの感じなんです 一体何にかけたらいいんだ、三ツ矢サイダーに混ぜてC.C.レモンホットチリ味でも発売したらいいのか もし欲しい人いたらあげます

 

 

良かったやつの方に戻ります

 

業務スーパーピータン

 

これは全部食べちゃったから各自で検索してください

 

 4個入りで300円強だった、シンプルに安くてうまい 臭みの強くないタイプなのでピータンとか食べた時ないぜ~という方にもおすすめできます たまに表面に薄氷みたいな模様が出てる個体がいるのは、どうやらアミノ酸の結晶らしく これが入ったピータンは松花蛋と言って高級品だそうです、Wikipediaで言ってた ピータン大好きなんですよね、お粥に乗せて食べてる こういう柔らかいピータンの黄身はお粥とかに混ざると色も相まってヘドロっぽくなっちゃって正直あんま見た目良くないんですけど 味の方はウニか?ってぐらいコクがあって最高です

 

ハナマサのでかい練乳

f:id:sakaneji:20190420233529j:plain

 

 1000g800円ぐらいかな、使いかけですみません 練乳をめちゃくちゃ使うんです 後でベトナムコーヒーの話をしますが そういうのもよく飲むし、ミルクティーやチャイなどを作るたびに牛乳が要るのも面倒なので練乳で代用しちゃうことも多いし、なんかね、フルーツとかパンとか、とにかく色々なものにかける

 最初は森永の120gのやつ買ってたんですけどあれ200円強するじゃないですか まあ200円としても、森永のが100円で60gハナマサのが100円で125gとすると、倍違うんですよ すごくないですか 見つけた時は感動した、セカンドオピニオンあったんだって、練乳代がタバコ代ぐらい家計を圧迫していたので 嘘だけど 個人で1000g買っても期限内消費余裕、という練乳狂いがおれの他にどれだけいるのかわかりませんが 日本にあと30人ぐらいはいるだろう同志に伝えたい ハナマサに安いの売ってます 容器がマヨみたいでウケます そのまま飲んだら多分もっとウケます それだけです これより安いのあったら教えてください

 

ベトナムコーヒー作るやつ

f:id:sakaneji:20190420233453j:plain

 

 最後は食材じゃないんですけど 仲屋むげん堂で200円 記事をベトナムの話とベトナムの話で挟んでバインミーみたいになっちゃいましたが 今のはベトナムギャグです ベトナムかぶれとかではなく、そんなベトナム自体に思い入れがあるわけじゃないけど 自分の中での小流行みたいなものです

 これみんな買うと良いよ、ハナマサの練乳と一緒に

 コーヒーカップに練乳を入れておいて、穴の空いた皿みたいなのをカップにセットして、器の部分に粉のコーヒーを入れて、中蓋をしてお湯を注いで、上蓋で蒸らして使います 蒸らし終わったら上蓋を逆さにして机に置いて、他の部分をばらさないままその上に置いておけばいい 機能的

 ちなみにコーヒーの粉の粗さによっては爆速でお湯が落ちて濃いめの麦茶みたいな汁が抽出されてしまうので、もし失敗したら色々試してみるのがいいと思います

 

 ベトナムコーヒーはコーヒーとはまた違う飲み物だなと思います、液体のおやつって感じ だから練乳は躊躇なく入れて激甘にした方がおいしい これはおれが練乳フィリアだからとかではなく ほんとにほんとだよ

f:id:sakaneji:20190420233505j:plain

 

 

 ※それから、こないだ思いついたイレギュラーな使い方、バカの発明を紹介しておきます (円柱ではなく)ラッパ形の細めのコップを用意して、任意のお茶っ葉を入れておくのね そんでちょっとお湯を注いで、器の部分をコップに嵌めてさらにお湯を注いで、蓋かなんかで蒸らしておくと一杯分だけお茶が作れる 少しだけお茶ほしい時に良い、傾けても意外と器の部分ずれないし 普通にティーバッグのお茶を飲めば構わないんだけど 家にあるものでこういうことを思いつく精神を評価してほしいです 私からは以上です

f:id:sakaneji:20190420233556j:plain

ちなみにこれがカレーリーフのお茶

 

【架空酪農インタビュー】

OK牧場釧路市)/2013年就農/平田くみこさん

 


「おいしいチーズをつくりたい。それだけです(笑)。」

 


6年前に都内電子機器会社の営業からOK牧場に転職した平田さん。そう語る彼女の眼には、静かな情熱が宿っていました。

 


「たまたま旅行で訪れた釧路で、おみやげに買ったOK牧場のカチョカバロに魅せられたんです。日本にこんなにおいしいチーズがあるのか!って。それからというものチーズ作りについて調べ始めて、気づいたら生産する側に(笑)。」

 


会社員から酪農家に転身するというのは、大きな決断ではなかったのですか?

 


「物心がついた頃から、これだ!って思ったことには後先考えずに飛びつく性格の子供でした(笑)。上司も同僚も、酪農家に転身するので退職したい、という意思を伝えた時には驚いていましたが、それが平田のやりたいことなら仕方ないな、って笑って送り出してくれましたね。」

 


なるほど(笑)。それで、初めからOK牧場に?

 


「転職を決めた時には、正直右も左もわかりませんでした。でも、釧路市の酪農について調べているうちにファームステイ(※)という制度があることを知り、OK牧場でも受け入れを行っているということで初めの1ヶ月は研修生として働いていました。そこでの働きを認めて頂き、そのまま釧路市に移住して社員として働き始めたんです。」

※農場や牧場に数日〜数ヶ月滞在し、働きながら生活する住み込みの一種

 


酪農家というのは力仕事も多いイメージですが、大変なことはありませんでしたか?

 


「1年ほどはやっぱり毎日ヘトヘトになりながら働いていました。牧場の朝は早く、4時ごろには起きて1度目の搾乳、仕事が終わるのは16時頃ですが、ここで行う牛の体調確認もなかなかハードでしたね。温厚な動物ですが身体が大きいぶん力は強いので、手間取ることもしばしばありました。それから牛舎の清掃、堆肥替えの作業も大仕事です。牛は綺麗好きな動物なので、毎日の清掃が不可欠です。基本的には専用の重機で行うのですが、一人で山のような藁を交換しなくてはならないので……作業が終わったらすぐに寮で横になるような毎日でした。」

 


やはり女性には厳しい職場なのでしょうか?

 


「始めた頃は、体力のなさを痛感することもありました。でも、牧場作業の省力化は思った以上に進んでいるんだな、ということを感じます。OK牧場に限らないかと思いますが、ミルキングパーラーという設備があるんです。搾乳用の機械なのですが、発情管理や健康状態などもパソコン上で管理できる画期的なシステムです。そういったテクノロジーを扱う場面では、電機会社で働いていた経験が活きることもありますね(笑)。必要な体力はやっているうちにつくので安心してください!」

 


そうなんですね!酪農の世界に最新テクノロジーが応用されているとは驚きです(笑)。大変なことがあっても続けてこられたのは、やはりチーズへの情熱でしょうか?

 


「もちろんそれは大きな理由です!それから、牛と毎日接していると非常に愛着が湧いてくるんですよね。優しい眼をしているんです。最近では、牛の表情を見るだけでその日の体調なんかも分かるようになってきました(笑)。人間のような感情を持っているんだな、と感じます。繊細な動物ですから、その日の気分というのが乳の量に直結してくるんですね。やっぱり自分の育てた牛がたくさんの乳を出してくれると嬉しいです。乳の質はチーズの味に比例しますから、牛のことを大切にする、ということがそのままおいしいチーズ作りにつながるんです。」

 


平田さんは東京からOK牧場に移住してきたということですが、釧路という土地についてはどうですか?

 


「大好きです!阿寒湖や屈斜路湖、硫黄山などに代表されるような雄大な自然は魅力的で、人間の本来の暮らしということを思い出させてくれます。それから和商市場という市場があるんですが、私は食べるのが大好きなので、そこで買う魚介類は絶品ですね!たまの休日には川湯温泉に出かけることもあります。酸性のお湯なんですが、硫黄泉なのでお肌がスベスベになりますよ(笑)。」

 


川湯温泉、私も大好きです!釘が溶けるぐらい強い泉質で有名ですよね。それでは最後に、酪農家を目指す皆様に一言メッセージを!

 


「おいしいチーズの好きな方、動物の好きな方、大自然の好きな方、ぜひ一度遊びに来てください!OK牧場(笑)!」

どうしたらいいですか?

自意識があまりにも過剰なので、この「あまりにも過剰」という部分を書くのにだって「『あまりにも』と『過剰』では重複しているな、でもなんか『自意識過剰』だと成句感強いし、そういうセットで選んどきましたみたいなスナック感覚を出したいわけではないんだよな、とか思って」だったり、そう、勝手に逡巡するだけではなくて、わざわざ、そういうことを思うというところを一回通っていますよ、というエクスキューズを、エクスキューズって単語使うのだって恥ずかしいわ、昨日覚えたのかなってやつだろ、どうせ、これ、いやエクスキューズなんて大した横文字感じゃないよな、さすがに知ってるわ、でもそれを使うのにも神経質になるわ、そう、なんて言ったらいいかな、言い訳?但し書き?を付けてしまいたいぐらいに、過剰なので、何かをやってる感を出すのが絶望的に嫌なくせに、こいつは何かあるやつだと思われたい、っていう、こんなこと考え始めたらおしまいなんだよね、もし何かやってる感を出しておいてその何かについて何か言われたら嫌だし、嫌っていうか、世界全部終わったぐらい落ち込むと思う、だから褒められるのが約束されていること以外はしたくない、最悪褒められなくてもいいから褒められる想像でホクホクしたい、だけど「おれの考えうる最高のパフォーマンス」という、なんか、なんだろうな、変なの、変なやつ、灰色の変なやつ、があって、自分の起こしたある行為がそこに到達できないことが確定した時点で満足できない、というような単純な話ではないんだけど、単純な話だよ、単純な話をわざわざややこしくする以外のことができないんだよ、脳を全部白子ポン酢にして食べてしまってね、すみませんね、だから自力で気づけるレベルの瑕疵は他人にはより極端に見えているだろうな、と考えてしまって、それもそれで他人をナメてるんじゃないかと思うんだけど、そういうところもあるから厄介なんだけど、そもそもお前のことを他人はそんなに考えていないということをよく言われるんだけど、だけどだけどうるさいな、そういうことじゃないのよ、他人って別に特定の人物の集合ではなくて、こう、脳内にいる仮想敵というか、敵でもないんだよな、こういうことを考えてしまうのが正常な状態であると思っているところもあって、むしろないやつ頭おかしいだろぐらいに考えているうちにこっちの頭がおかしくなってしまったんですが、最初からおかしかったという説もある、この、これも自意識です、自意識自意識ってそんな言うけどなお前、自意識についての優れた自白は1億個ぐらいあるのにな、わざわざ自意識自意識っていまさら言ってお前、面白くもねえし、長えし、無名の石碑の写真とか撮ってブログにアップしてた方がたぶん面白いし、無名石碑に限らなくて、喫煙所とか、郊外パチンコ建築とか、公共施設の壁画、商店街の看板つき電灯、電光看板(そば うどん 380円!とか流れてくる方のやつ)とか、巡り始めたら楽しそうだなというものはいっぱいある、大抵やらないんだけど、電光看板はちょっとやってて、でもあれ動画で撮らないといけなくて、あと、回り始めてわかったんだけど、ワンループ3分以上のものが結構あって、iPhoneのストレージがアレだったのでやめてしまった、いま思うとYouTubeに上げてしまう方法はあるのにね、電光看板のワンループが長いのが存外多い現象、個人的には面白いと思っていて、面白くない?綾瀬駅ホームから見えるメリー歯科みたいに何か、特に交通機関の待ち合わせ場所に近いとか、喫煙所の前とか、そうした特殊な事情がなければ3分も同じ看板を見ていることはないと思うし、車でしか通らないような国道沿いの店なんかにそういうのを見つけると、広告という目的を超えてしまった自己表現への強い意志を感じて、こう、なんかいいよね、いいんだけど、いいんだよこんな話は、どうせ3年とか経ったら消すし、こういうの全部、厳しすぎるだろ、普通に、22歳にもなった奴のこういう話、高校生ぐらいで自意識の問題は解決しておけよ、22っていうのもおれは本当は信じてないけど、もう同級生にちらほら子供産まれ始めてるぞ、そんなんだったら最初からなにも書かなきゃいいんだけど、わざわざブログにアップしましたよ~ってツイッターにまでアップしちゃってまあ、どうせ誰も読んでないけど、誰も読んでないぐらいでいいんだけど、上記の理由で、上記の理由?上記の乱雑な文面から皆様は何か筋道だった理由を見つけることが出来ましたか?ご一緒にお考えください、仕方がないので上記に何か理由が記されているとして話を進めますけど、上記の理由でなんか1日8回ぐらい何もしたくなくなっちゃうんですよね、でも、だから、何もしたくなくなっちゃってる状態、自然状態では?と考えている部分もあって、これが私の好きなことで、それは私の仕事でもあります!って、フェイクでもなんでも言える人は、最近ではそういうのも全部いい意味で使うことになっているのをこれ幸いとして、いい意味です、という但し書き、但し書きをつけさせて頂きますが、頂きますけれども、マジで、頭おかしい、と思うし、無駄なことをしていたらそれがお金になってました、というスタンスも、それは私は面白いですというセルフボーストなので、それをすることが悪いとは全く思わないし、全く思わないしとか言ってるやつ大体は思ってるよね、し、って語尾が腹立つし、でも本当に思っていなくて、生存のためにはそれぐらいの自己肯定感は最低限必要なのだという気もするのですが、すごいなあと眺めてしまうし、そんなに楽しくもない仕事をしている人たちには、手に職をつけてまで維持するほど人生は楽しいのですか、って、本格的に中学生みたいなことを言い出してしまった、あ~、あ~あ、やってるわこれは、完全にやった、いま死のうかな、マジで、考えて考えてその末の楽しいですか、の乾いた叫びのつもりなんだけど、もう大体おしまいなんだよ、こういう、なあなあでやってるようで、ちゃんとした人たちがちゃんと考えた理由があるような、だのにあまりにも無知であるが故に口をついてしまうような、そういう、でっかい、でっかいことの話をし始めたら、人は、おれすごい純粋な親切心を持っている一面もあるんですけどね、そういうところを評価して欲しいな、脳みそないけど、せっかくなら体の方も捨てたいよね、いつもどっか痛いし、変な形だし、邪魔だし、居残り授業だよこんなん、つまんないんだよマジで、瞬間的な心地よさというのはある、美しいものとか美味しいものとか、でもそういうもののために生きるって言えるほど感覚が鋭いわけではないです、動機としては弱いです、残念ですが、いま、まさにいま、いま死にに行かないのはもはや、両親や周りの人を理由もなしに傷つけたくないぐらいの理由しかなく、いや、普通に怖いし、多分ずっとやんないけどね、やんないんだよね、こういう人は、でもなんで周りの人が悲しまないためにおれが苦しみを一身に背負わなきゃなんないんだよって、傲慢、最初の「他人」の話からそうだけど、実際には特定の個人の身の上のことを考えたことは一回もないよな、自分の中で勝手にツッコミを入れて自分でキレてる、あんまり近寄らない方がいいタイプですね、これは、存在は存在していることを賛美されるべきだろ、特定の行動の対価によってやっと存在することを継続できる、継続できる訳でもないんだよな、継続の申請を出せる、ぐらいの物なのかもしれないな、でもとにかくそういうの絶対おかしいからな、おれが言いたいのは、おれを助けろ、ただしおれはおれ自身を賛美するつもりはありません、おれに助けられるほどの価値があるとは思っていません、なので助けられるための努力は絶対にしません、ということで、合ってますか?どうしたらいいですか?おれ

はやい

人生は20年であれ100年であれ短すぎる、人生がこれだけ短いということは人は誰であれものすごいスピードで走っているはずなのに、周りのいろんなものがそれ以上の追いつけないようなスピードで後ろから来ては過ぎ去ってゆく、だからおかしいなって思ってたんだけど、嘘でしょ、何も覚えてない、何も覚えてないんだけど、遠くの方に色んな日が見えて、おれは動悸が止まらなくて、汗をかいていて、置いて行かれてしまったんだな、ということだけがわかる、大抵のものはそもそもそれがなんであったのかもわからないぐらいのうちに向こうに行ってしまう、比較的ゆっくりなものでさえちょっとタンマとか言って水飲んでる間にもう掴めないところにある、どうせ同じことなら止まったままでいたい、そうしたらいつまでも死ななくて済むかもしれない、おれは操作してないのに作中時間だけはどんどん進みやがる、たまごっちかよ、ふざけんじゃねえぞマジで、だけどタイミングよくボタンを押してこなかったのは全部おれの責任だから、何も言えない、どんなことだってやってるうちは楽しいのよ、楽しいけど一瞬でも立ち止まると嫌になっちゃうのよ、一瞬も休まないでいられるほどの体力はないのよ、おれは心筋でも平滑筋でもないのよ、どうしてここにいるのよ、おれは、甘えなのか、呪いなのか、甘えだし呪いなんだろうな、全てのことは基本的にやりたくないしつまらないしはずかしい、何も話さないのが本当は一番いい、おれの周りには別になきゃないで仕方ないかなぐらいのものしかない、たいしたやつじゃないというのがバレる前に去りたい、おれだけが強いてしなきゃならないことなんてこの世にひとつもない、幼少期に多くの人が抱えていただろうと思われるような、死んでしまえば生きていた証が残らない、という不安について、おそらく腐るほど書き尽くされていて、それこそお経とかにもあるようなことだろうけれど、全ての事象はすでに記録されている、記録されているっていうのはイメージとしては無限の猿でもバベルの図書館でもいいし、あるいは、時々考えているようなことなのだけれど、ある数列を入力するとそれを変換して特定の事象を出力することができる宇宙サイズの装置があるとして(そんな簡単な話じゃないだろうけど794^794を入力すると平安遷都が起きたり)そこに円周率とか無限の数列を入力すれば古今東西の、どころではないあらゆる事象が起こせる、だから、これから起きることや、実際には起きなかったけれども起きた可能性のあったこと、起きないけれども起きる可能性のあることですら、これまでに起きたこととは何の違いもない、パニパニ市のプヨプヨさんがハョンサテベヌチでドルクラップして懲役8年みたいな全然起きてもないしわけわかんないようなこともそうで、おれが生きてようが死んでようが、それらのパラレルとなにも変わらない、記録されているはずのことをわざわざ身を呈して追試しなくても大丈夫だし、全員そのうち死ぬんだし、そんなことにも気づかないぐらいぐらいハイで、ずっと夢を見て今も見てる〜的なパキッた状態の無双モードで毎日を過ごすことができるのでない限り何かを成し遂げられるようなことはないと思う、セブンの店員になろうかな、今BGM違うのかな、もうあんまり外出てないからわかんない、外出ても帰ってきたらなんも覚えてないからわかんない、なんも覚えてない、ほんと、5分より前のこと一個も覚えてない、今銀色の宇宙人が来て「あなたのその世界は5分前に作られたんですよ」って言われたらそれなわかるわって返事する、あとめっちゃびっくりする、嘘だけど、もうあまり色々なことに関心が持てなくて、知りたいと感じるようなことについては、既にわかったり、こうすればわかるようになるんだろうということがわかったり、あるいはどれだけ頑張ってもわからないだろうなということがわかったりして、それで全うに満足している、やりたいことや手に入れたいものについても同様で、実践することにはさほど興味がなくて、これも嘘、これは斜に構えた、強いて言うなら、下手なバンド組んで1枚だけアルバム出したい、コントライブやってみたい、短編集つくりたい、あと、性自認は男だけど変身願望が強いのでホルモン治療と豊胸手術受けて謎の爆乳ニューハーフになってみたい、やっぱこれも嘘、いっそ「10年後」ってナレーションが入ってなんもしなくても色々オッケーになってたり、あるいは空からでっかい「おしまい」の文字が降ってきてガハハっつってる間に全部終わったらな、って毎日ぼんやり考えながら過ごしてるうちに3千年経ってた、嘘、助けてくれよ、嘘、こんな「もう歩けないよ〜😭おんぶして〜😭」って地べたで逆さになってるみたいな人間は置いてゆくべき、これは本当、置いてゆかれてゆかれてゆかれて、いつのまにか門が閉まって外側の人間になる、外側の人間であるのは多分ここちよい、けど、みんな5年間止まっててくれよ、そしたらはやいはやいはやいとか言って飛んでられるのに、もっと暖かいところに行けるのに、そしたら3万年だって生きるのに、砂浜の砂を並べ替えて遊ぶのに

 

https://youtu.be/f50HfY9PN94

金色の塔

短歌12首

 

 

 

 

傾眠と詩的言語は杳たりて仰光河に垂れ下がる軒

 

Kill the sun 高く叫んで鳳の西へ向かうを射るイスパハン

 

針金と針金のまにマニ車 されがまぱだにさ 意味なんかないさ

 

七彩の光を見たと言うものがいて、それはそれとして微笑を

 

不規則に金色の塔が生えている 古い作用の形跡を抱き

 

 

 


こおろぎにバグ技で埋めた文字列を私的なえりかとさとるとします

 

唐突に夏に帰ってまた戻る気の絶対奪格の身勝手

 

 

 


その触る端から崩れてく古い古い冊子が脳です、どうも

 

いつ壊れてもおかしくはないものがいつも自分の番で壊れる

 

「おれは適切です」とだけ唱えてるのが適切と聞いたんですが

 

過剰さは美しさであり産医師は異国に向こう 何となくギャグ

 

煙に巻く   砂埃・赤い唾・犬・犬の死体   と同じ高さで

 

 

 

 

 

 

(わからなきゃそれでいいぐらいの小ネタを挟むのが好きなんだけどこれだけはマジのマジでわからないと思ったから自分で言う、「産後厄なく」と「何となくギャグ」で踏んでいます)

【短歌】うくらいな

去年主宰した文芸誌に寄稿した短歌です。前に書いたやつがかなり混じっている。あと短編載せたのはもし気が向いたら手直ししてどうこうするかも。文芸誌今年もできたらよかったけど、ものごとを続けるのにはそれなりのエネルギーがいるし、おれにはそれがあんまりなかった。以下本文

 

 

 

平原に陶笛を吹くわらべあり ウクライナ、うくらいな、ウクライナ


牡蠣をかむわたしがかつて牡蠣だったころふいていたきんのうみかぜ


環礁の博物館跡地に寄せる汀 プレシオサウルスよ征け


たまきはる右前肢第二指中手骨ただそれだけでステゴとわかる


ひさかたの光の道とか二限目を抱いて河原を駆け抜けていた


居明かしてしろくまおとこのまんまるのへそのあたりの毛皮のにおい

 

 

 

ドアがない場所に逃げ込みゼラチンを鍋で溶く 汗にじみでる汗


視神経ちぎる音ばかり70分つめこまれているCDを焼く


防ぎようのない雑音のみがあり斜めの机に置きて読む本


耳をふさげ生れつき骨病みし猫・悲痛を負いしわれら人の子

 

 


夾竹桃の隊列来り ※[工業高校入口(時差式)]を参照


オリオンのほうへと息をはく女、白磁の色のきる歯つぶす歯


母親を鳥にさらわれたこどもだけならんでください 絹の雲梯


貝塚の貝ひとかけをはがしとり靴職人の訃報など聞く


ゴシック体かぎかっこではすくえないたましいがいてしたたるゆうべ


船室のシチューの皿にとけてありさめてゆく声(そこにいますか)

勤勉

‪「たぶん最初は後ろにいたんだと思うけど、今は真上にずっといる。アクアラングってあるじゃん、アクアラングだっけ、よくわかんないけど、今思い浮かべてるのが正しかったら、あれ、でっかいボンベみたいなやつ、2個のやつ、背負ってるような気がする。わかんない。宇宙服とかと混ざってるかも。あいつさ、人に借りたお金ぜんぶわざわざ2000円札で返したりしそうじゃん、銀行で替えてきてさ、別にそういうことがあったわけじゃなくて。想像。なんか悪い人ではないと思うし、基本的には気のいいたちなんだけど、急にわけわかんないことするしさ、面白いと思ってんのかな、ちょっとずれてるし、向いてないよね。あと思い込みが激しいっていうのかな、一つのエピソードをすっごい細かく覚えててさ、それで全部がわかった気になってるっていうか、そういえばポンポンみたいなお店なんか駅の方にあったじゃん、名前。タイ料理?タイ料理とかよくわかんないけど。その辺の料理あんま区別つかない気がする。夜おいしいらしいね、昼高校生とか溜まってるけどね、考えたら2回ぐらい行ってた、高校生の時。なんかシェフが外国の文学部出たとか言って書いてあったんだよね、壁のとこに、ふーんぐらいしか思ってなかったけどさ、今考えたらヤバいよね、それがタイなのかな、いた国が。たぶんそうだわ。納得すごいわ。お昼はいなかったと思うけど。その人。‬あとネギめっちゃもらったじゃん、どうしたらいいんだろあれ。毎年めっちゃもらうじゃん、ずっと農家だと思ってたんだけどさ、先輩の実家。なんか普通に趣味でやってるんだってね、ヤバくない?土地もいっぱいあるのかも知れないけどさ、あの感じなんだからハーブでも育てとけばって話じゃない、シャレシャレなさ、バジルとか、バジルしかわかんないわ、せめてナスとかトマトとかさ、なんでネギって。あスパイスとかいいじゃん、めっちゃカレー作るじゃん、なんかあるたびに。カレーだけ用のアカウントとか持ってんじゃん。ネギとカレーってかなりだよね、ネギカレ先輩、ネギカレ、めっちゃ良いねそれ。ドゥルドゥドゥって、イントネーション、ドゥルドゥドゥ。スパイスって木なの、マジ、じゃあダメじゃん。

そう、だからあんまり上見るとさ、ずっといるから、どうやって上にいるのかわかんないけど、それぐらいだったらあるか、それぐらいやりそうな人だわ。なんか急に手とかこの辺にブラブラなってたりしてさ、かなりヤじゃない、超邪魔、邪魔とかの話じゃないけど、そろそろくるって言ってたからそろそろ、はい、はい、はい、じゃあ」

起立。

1

2

「2019年2月24日、松本市付近で収集。」

礼。

1

2

「証言者ナンバー、ニーロクロクサンハチ。」

着席。

リッキー・デュコーネイ: 産まれぬ神の子(翻訳)

Rikki Ducornet: The Beast (from The Complete Butcher's Tales)

産まれぬ神の子

  ぼくはけものの胃の中に住んでいる。ぼくは彼女を育てながら、そこで眠っている。彼女はぼくに優しい。ふかふかとして、あたたかい。

 彼女がぼくを食べたとき、その目は愛にあふれていて、その牙はやわらかかった。怖いとは思わなかった、彼女が(一粒のオリーブみたいに)ぼくを呑み込んでしまうことを許した。

 「あなたは幸せになるでしょう。」ぬるぬるとぬれた喉を滑りおりているとき、けものが言ったのがきこえた。ぼくは胃の中に落ちると、木の葉とシダと羽毛で出来た巣の中の鳥みたいになって、すぐ仕事にかかった。

 日中、彼女は眠っていて、胃の中は曇っていて静かだ。夜になると、彼女は狩りに出かける(小鳥の肉、そのきらきら輝く卵、そして甲虫のなかまをとりわけ好む)。満腹になると、大きな猫みたいに喉をごろごろ鳴らす。恋の季節になると、セイレーンみたいにきれいな声でうたう。

 彼女のおなかに住んでいることは幸せだ。もう一度だけでもその顔を見ることができたら、この世の何よりも好きになってしまうんだと思う。彼女はぼくの愛するけもの、ぼくは彼女の子供―産まれぬ神の子、寄生体。

リッキー・デュコーネイ: 刺青女の物語(翻訳)

The Complete Buther's Tales 翻訳の第2回 The Tale of Tattooed Woman です。最初と最後のパラグラフの訳がいちばん不自然でウケる。

刺青女の物語

 欠点はわたしの美しさを高めるものなの、びっくり人間がもっと尊敬される時代だったなら、男たちはお金以上のものを払ってでもわたしに会おうとするでしょうね。きっと彼らが持ってるいちばん珍しいものだって持ってくるはず。わたしが望むどんなものでも。そしてわたしが望むのは肉のかけら。

 そのことについて文句は言わないわ。きょうび誰もひげ女に野次を飛ばしに来ようなんて思わない。トカゲ女に恋をしようとも。みすぼらしいテントはがら空き。でもいつかは男たちがわたしを見るためにチケットの列に押し寄せるのよ、砂糖を運ぶ蟻みたいに。たくさんの男たちがわたしに恋しては失恋するわ。彼らは何度も戻ってきては言うの、あなたにぞっこんなんです、あなたはわたしの寝床で生き血をすする美しい吸血鬼です。何人かはわたしに愛を囁きもするでしょう。でもわたしはよく知ってる。彼らが愛するのはわたしの表面だけ、それはとてもよくできた罠。

 何年も前、それがどのようにして始まったかわたしに尋ねたでしょう。あなたはとても我慢強かった、そして、不思議ね、わたしを恐れなかった。わたしはいつかあなたに親愛の情みたいなものを抱いていた。あなたの大胆さは報われたのよ。今からあなたに、わたし自身についての話をしましょう。でも手短にね。世界は危険なことばかりだし、わたしは静かなのが好きだし。

 わたしは双子として産まれた。出産の苦しみで母親は死んだわ。双子のもうひとり、不恰好に膨らんだいきもの、これも死産だった。わたしは産声をあげた、そして7年間叫び続けた。

 落ち着きのない子供だったわ。ガマガエルやらコガネムシやら、手のひらに乗るやいなや引きちぎってバラバラにしてしまったし、蟻が砂にまみれた犬のフンを巣穴に運ぶのを見るのが楽しみだった。全ての存在に憎悪を抱いていたわ。わたしの人形、その蠟引きの顔、繊細な手、つまらない絵本に象牙の動物たち。父親カナリアをくれたことがあったけど、わたしは癇癪をおこしてその頭を嚙みちぎってしまったの。父親は絶望して、わたしを永遠に監禁してしまうところだった。物や生き物であふれたこの世界を守るために。

 しばらくの間、わたしの中に眠っているナイフみたいな憎しみは鞘にしまわれていた。人生は平和だった。庭でバラが育っていた。わたしはミルク粥をよく食べたし、もうドレスを引き裂いて布きれにしてしまうようなこともなかった。わたしはつまらない雑誌の写真を見つめることや、太って馬鹿みたいな顔をしたぶくぶくの人形を世話することに気持ちを集中するように努めた。お昼寝をして、とてもいい子で過ごしていた。あまりにいい子だったから、父親はクリスマスの日にすごいプレゼントをくれた ―信じてよ― 平べったい鼻をしたパグ、とっても素晴らしい血統を持っているのに、息をするのもやっとみたいなあの犬種。わたしはその小さくて不揃いの歯が肉をかじるのを見るのが好きだった。ばかな動物、わたしのことをとても愛していた。ベッドではいつもわたしの足元で眠っていたの。毎晩何時間もその太い首を撫でたわ、生命がそこで脈打っているのがわかった… ある日、わたしは庭師がいたずらをする狐のために仕掛けたわなに、そのパグがかかるように仕向けた。それが血を流しながら死んでいくのを見ていたわ。獣が苦しむその姿は、わたしの心を喜びの洪水で満たしていった。

 しばらくして恐ろしくなったわ、そしてわたしの破壊への欲望はとどまるところを知らないのだという残酷な事実を悟った… お父さんの書斎にあったペンと盗んできたインクで肌の下に一つの印を残したわ、手首にあるその青い刺青は、「二度と殺すな」ということを自分自身に思い出させるためのもの。

 ここにあるわ、森の地面の黒い種みたいなものかもね、この小さい薔薇の刺青の真ん中にある、本当に小さな点。そしてこの花は、たくさんの花々、葉っぱ、紫色をした棘からなる花の腕輪の一部。似たような花輪が足首と首にもあるわ。

 さあ、そろそろ行く時間よ。外では観客がもう我慢できないとばかりに興奮して待ってる。わたしはサテンのケープをもうすぐ床に投げ捨てるわ、野次と一緒に。あなたは言ったわね、こんな花輪は単なるお飾りに過ぎない、その胸の上で闘っている二頭の馬や、盲いた眼がちょうどへそのところに来ている赤いドラゴン、わたしの腿の、いつだったかあなたがいちばん誉めてくれたわね、手負いの鷲とケンタウロスが繰り広げる死闘なんかとは美しさの点で比べ物にならないって。そう、わたし心のの山火事みたいに猛烈な炎、わたしの官能的なはだか、わたしの虎のような野性は、まだ衰えてはいないわ。

リッキー・デュコーネイ: 友情 (翻訳)

 Rikki Ducornetの短編集The Complete Butcher's Tales より、 Friendship の翻訳です。

 デュコーネイは1943年ニューヨーク生まれの女性作家・アーティスト。岸本佐知子編訳『居心地の悪い部屋』に収録されている「分身 (The Double) 」という作品がずっと気になっていて、先日原書を入手してのろのろ読んでいたんですが、国内ではあまり紹介されていないこと、ほとんど2~3ページのショートショートばかりということもあり、英語の勉強も兼ねて時間のあるときにでも何編か訳したいなと思って、これがその1回目です。

 5歳児レベルの英語力しか持ち合わせていないので誤訳まみれだとは思うんですが、お前らは原書を持っていないのでしょせんバレやしない。そもそも日本語がおかしいとかいうのはもうすいませんとしか。

 作者名の表記、確認できた限り「デュコーネイ」と「デュコルネ」の2通りが存在するようで、あとGoogleで作者名を検索すると「リッキ・ダコーネット」なんて出てきたりするんですが(さすがにないだろ)、『居心地』でデュコーネイってなってるのと、YouTubeにラジオのゲストかなんかで呼ばれた時の音声が転がってて、それで「デュコーネイ」っぽく発音されてたのでそうしました。(これの30秒ぐらいのところです https://www.youtube.com/watch?v=rm_auRSwuFg )

 

以下本文…

 

友情

 フィリックスは初め左耳の後ろに瘤ができていることに気づかなかった。時が経ちライ豆ほどの大きさに成長した後でも、それは同じだった。しかし、未熟なすももほどの大きさと硬さを得るに至って彼の妻が発見し、一体全体それはなんなのと尋ねた。

 「知らないな」フィリックスは答えた。瘤を妻が最初に見つけたことに対して激しい自責を感じた。彼女はなんだって最初に見つける、ドアノブが取れていた時だってそう、飼っていた鳥が死んだ時だってそう。ネズミも、彼のジャケットの焦げ跡も、ゴキブリの巣も。

 「あなたにはわかりっこないでしょうね、」彼女は言った。「でも私にはわかる。腫瘍よ。ディッキーがあれで亡くなったでしょ、同じやつよ。私があなたなら医者に診てもらうけどね、それが大きく膨らんであの世に連れて行かれちゃう前に。自分がどれだけだらしないか考えてみなさいよ。どうしてこんなものにも気づかないの?熱気球みたいにバカでかい瘤に。」

 フィリックスは病院に予約を入れた、 医者は留守で、とても忙しくて、再来月までは暇がないとのことだったが…待てるか?

 「待つのよ!」電話を切るなり妻が叫んだ。「本当にバカみたいな腫瘍、冗談じゃない、誰だってそんなに雑に扱いやしないわよ。かわいそうな教皇様が目を覚ますと耳の後ろにピンクの熱気球がくっついていましたなんてことがもしあったら、5分後には手術台の上よ!」「麻酔をかけられて?」彼は思案した。「重症ってことか?」

 

 二ヶ月が経ち、医者はフィリックスの瘤をつつきまわしていた。グレープフルーツ大にまで育っていた。「触らないことですね、」医者は絞り出すように言った。「この保護具を付けてください、私がデザインしたんです。」彼はフィリックスに、明るい白色をして、耳を覆う形の取り外し可能な器具を手渡した。「心配はいりません」彼は付け足した。「痛みが出てこない限りはね。」

 痛くはなかった。フィリックスは自分のすべきことをした。保護具のつけ心地は快適で、彼は自分の隆起した骨のことを忘れるようになった。しかし妻は違った。ある朝、彼女が寝ている自分の瘤に触ろうとしていることに気づいて、フィリックスは目覚めた。「どんな色になってるのか気になって。」とは彼女の言い分だった。

 フィリックスは、これは双方にとって驚くべきことだったのだが、こう言った。「だめだよ。これは俺のだ。」結婚生活で初めて、フィリックスが何かを自分のものと呼んだ瞬間だった。

 

 クリスマスの日、フィリックスは一人で浴室にある洗面台の鏡の前にいた。妻は出て行った、多分いまごろは母親と暮らしているのだろう。彼自身の母親は、ありがたいことに、すでに死んでいた。彼は今にもはち切れんばかりの保護具をゆっくりと外していった。保護具はすでにいらなくなっていたのだという奇妙な確信があった。コブは確かに浮力を獲得し、自立していた。優しく保護具のバックキャッチを解除し、ストラップを耳から外した。

 フィリックスは、鏡の中の瘤に顔が付いているのを見つけた。それはもはや腫瘍ではなかった、みごとな頭、彼自身のものにとてもよく似ていた…最も、幾分若かったが。陽気で、はげていて、気さくな頭。もし道ですれ違ったなら「なんて人当たりの良さそうな顔をした奴なんだろう」と思うような頭。

 頭はフィリックスの顔をほど近くからしばし観察し、フィリックスの幸福そうな顔、少しの驚きが友好的な表情へと変わっていくのを見ていた。

 新しい頭はこれに喜んだ。楽しみと心地よさを、頭はいちどに抱いた。真珠のような歯を見せながら爽やかに笑った。

 「ようこそ!」フィリックスが言った。「どうぞくつろいで。」

 「ありがとう!」頭が言った。「そうするよ。」

 「それは結構。」フィリックス。

 「ああ。」頭。「どこにも問題ないよ。」

 「嬉しいな。」フィリックスは言った。「ずっとひとりだったんだ。奥さんとの生活はとても孤独なものだったから…」

 「知ってる。」

 「どこにも行かないと誓ってくれるかい。」フィリックスは懇願した。

 「おれはどこにも行かないよ。」とだけ、頭は言った。

雑記 7/28

すれ違う人みなが一様に醜く、彼ら彼女らの欠点や不快感が10倍にも20倍にもなって強烈にたちのぼり嗚咽をもたらすにおいとして迫ってくる、にきびが多い、笑顔が汚い、口から牡蠣の燻製のにおいがする、電車の中にいて歯くそをとる(指で)、笑い声がアトランティス大陸の怪鳥のようにうるさい、靴下はいたままサンダル履く、しっぽ切られた猫に夜中こっそり餌をやっているところ見られてきっと睨み返してくるタイプのおばさんだ、包皮に挟まった陰毛みたいに手の施しようがなくはがゆい持続的なストレス、車だってそうで、道が狭い、そんなスピードでおれのパーソナルスペースをサッと侵してゆくな、おれは冒涜されたみたいだ、どうぞっつってんだろじゃねえっつってんだろ、めんどくさいから右折車はおれもう後ろに回って通ることにしてて、それはそれでバックとかされたら何だけど、免許持ってる人からしたらアレなんだろうけど、道交法に対するリテラシーがないのですいません、気遣いは不快な思いをしないためのものです、電車で座ってて妊婦や老婆が目の前に立ってたら気まずいだろさすがに、老人は嫌いです、子供は嫌いです、だから譲りませんって絶叫できたらどんなにか、それによってもたらされるより不快な結末が恐ろしいのだ、座席を譲らないことだけで空気の密度が不当に増すのが恐ろしいのだ、譲ったら譲ったで親切な若者として感謝を強制するようにずうずうしく自分があるのが恐ろしいので降りるようなふりをして隣の車両に移ってしまうのだ、社会的弱者などがかなりやっかいなお邪魔キャラとしてある。おれはずっと自分の部屋にいて、そこで向き合う幻想の一種として、誰も見ぬまま、誰にも見られぬまま、景色が変わったり移動したりしたいのに、長崎とかも行きたいのに、勝手に視界に入ってくる、おれのことを見る多くの人、欠点を強調するように変形させられたキッチュの世界の人々、そのどろりと黄色い不潔な白目をこっちに向けるな、黄色い白目ってどうなんだ、矛盾だろそれは、おれは見世物じゃねえぞ、お前自身が矛盾の化け物なんだよ、世界全部がパーソナルスペースで、靴も脱がずによくずけずけと、たまにチャリの鍵を玄関のドアに挿しちゃうんだけど、その二本で一緒にまとめてるから、部屋がチャリならいいのに、家庭用サイズのハウルみたいな、自動じゃなくていいから、カルシファーもいなくていい、いた方がいいけど、自動の方が楽だけど、魔法使えろおれは、知るかよ、ほっといてくれ、せめて何らかの下心さえあればおれの自閉傾向にもかたがつくのに、つかねえよ、それは生まれつきだから。下心がないのは無欲とは違うのだ。欲望には溢れている、なにもしないで一生寝ていながらたまに遠くに行ったり美味しいものを食べられればいいのにと思う、考えようによっては最悪の貪欲。土台になるような気持ちもない、ふわふわとして不愉快な生活。自分の問題にとってもそれ以外ぜんぶにとっても意味のあるものをまったく生み出せないままで、7月が終わる、10代が終わろうとしている、死刑執行の日は刻一刻と近づいてくる(死刑執行の日はつねに刻一刻と近づいてくるものであってつまりこれは一個の紋切型である)、おれはなにひとつ形にできない、どうせすぐ8月がくる。9月がくる。10月がくる。11月。12月。気づいたら20歳です。絶望的だ。みんなすぐに死ぬ、死をダシにした「感動」からどれだけ目をそらしても逃げられない、感情の実用書どもが、そういうことからだっておれにはわかる、メメントモリってめっちゃいっぱいの人がめっちゃ言うけど、ゲシュタルト崩壊とか、シュレーディンガーの猫とか、そのへんもう時代遅れだろうな、パブロフの犬不気味の谷、スワンプマン、わかんないけど、オタクが好きなやつ、そういう、言ってるだけでかっこいいみたいな、黒着てればかっこいいみたいな、会話よりもずっと多くの時間を書物や端末に捧げてきた者特有の猫背で、メメントモリメメントモリ呪文のように唱えてれば神の国が来たりて救われると思ってるんじゃないだろうな、死、死、死、死を忘れるな。日本語でおk。おkってわざわざフリックで入力してるのほんとアホ臭いよ、おれにはそんなことをしているような暇があるのか、あといまだに「おk」とか言ってる人どれくらいいるだろうね、どこまでも、どこまでも面白くない、会話するには5分と耐えられないような、そんな人なんだろうけれども、そんな人にはコンテンツ性があるから、そんな人は、どこで暮らしてきたらそうなるんだ、マダガスカルかどこかの島国の領土、さらに辺境の島にいて、今なお腰蓑一枚で石器時代の生活守ってる部族みたいな、そういうコンテンツ性です、おれもそんな人なのかな、知らないけど。猫背はひどいです。近くにいて内輪ネタとか中途半端に面白くない人、そっちのほうがよっぽどきついです、おれには。お前だよ。お前。お前たち。嘘です、おれの身の回りにはそうしたひとはひとりもおりません、たいへん面白い友人にかこまれておれは幸せです。おれは働け、もっと真摯に諸々の問題と向き合え、いかなる思想にも揺らぐことのない強固な自己肯定の塔を造りあげろ、わざわざ祝祭的な太陽光線を避けて部屋にこもり、そのための夏じゃなかったのか。10代最後の。

辞める

 中3の頃に悪の組織の人に捕まって、将来のことを考えようとすると途端に思考がぼやけて気を失う手術を施されている。下高井戸のカフェ「からすむぎ」で別に美味しくないコーヒーと俄仕込みの各国料理を出しながら食べログで3.2ぐらいをとって7,8人の固定客と暮らしていきたい、し突然辞めたい。こういうふわふわした将来設計はフィクションの部類に入るらしくぜんぜん気を失わないのでいくらでも考えていられる。院とか就職とかそういうのは本当に良くないです。
 時々発症する強烈な衝動性も相まって「ものごとを辞める時は突然辞めるのがもっともよい」という美的価値観、高度に発達した社会に生きる一個の人間としてあるまじきものを持っているんだが、そういうものじゃないらしい、バイト辞めるときも2週間前通告したことない。デニーズのキッチンは2日で辞めました。なにかそれなりに続けてきたものごとを辞めるというのはまあまあ大きなイベントで、それはわかっていて、だからこそ急に辞めたいっていうか、事前にこれこれこういう事情があってだから辞めますって説明できるような生ぬるいものならば辞めるような必要はないだろうと思うのだ。もうほんとに嫌んなっちゃって、その衝動こそが、それだけが、ものごとを辞めるに価する真の原動力になるのではないだろうか。なりませんかね。受験だからゲームやめるわ、とか、そういったことごとのほうがおれにはよほど意味わからない、大学やめてどっかの農学部とか入りなおしたい気もするんですけど、そういうのほんとよくわからないです、意識が遠のいていく。
 あとこれは完全にお遊びの部類なんですが、めちゃくちゃお金があったらすごい大きな鉄道会社を立ち上げてある程度利用者数が増えたところで急に辞めたい。東京メトロとは言わないけど、東急電鉄ぐらいは欲しいかな。ほんと電車って嫌いなんですよ、電車は好きです。電車にいっぱい人がいるのが嫌です。この毎日毎日移動しなきゃならない感じやめてくれよ、すべての会社と学校いっせいに潰れろ。事前通告とかぜんぜんなしに、ある日突然始発がこない。通勤ができない。通学ができない。大混乱。都市機能の麻痺。これって犯罪になるんでしょうか。まず従業員を言いふくめられない気がするな。おれは止めたつもりでもなんか国とかがいい感じにやって午後には運転再開してる気もする。まことに突然辞めるのは難しい。突然辞めるのが難しい社会は美しくない。